作品制作の経緯
今回の作品は私自身が落ち込み、世の中から取り残されている感じがして、周りの人たちが幸せそうで羨ましいと嘆いていた時に作った歌です。
私は一人でいることが多いです。その理由は人間関係、お付き合いが上手でないから。自分に自信がないからなんですよね。自分のダメなところを知られたくない、自分の弱いところを知られたくない。そんな思いから、自然と誰かと一緒に過ごすのを躊躇ってしまいます。
でも本当はみんなと一緒にいたかったり、分かり合える人と過ごしたい。そんな風に思っています。だから、街に出かけて、仲の良いカップルや家族、友達同士のグループを見かけると、羨ましいと思ってしまいます。その反面自分は…。
他人と比べてしまって自分を余計に悲しませたり、寂しい人間なんだと自分で自分に言ってしまいます。温もりを感じたいな。幸せになりたいな。どうしたら、みんなみたいになれるだろうと…
そんな中で生まれたのがこの歌です。
この歌のポイント
この歌は静かな場所で、そっと自分に言い聞かせる歌にしたかったので極力楽器は使わない事にしました。アコースティックギターを一本でメインにして、弾き語りながら自分の気持ちを吐き出している。そんな情景が浮かぶようにしてみました。そう、孤独な歌なのです。
誰のせいにもできない悩みが多すぎて
これ以上何かが起こるものならば自分を保てない

寂しい時、悲しい時、人はふと一人になりたくなるものです。甘えられるところがあればいいのですが、普段から一人で過ごしていると、そんな場所もない。もしかしたら誰かに話せばいいのかもしれないけれど、なんか拗ねてしまって殻に閉じこもってしまう。もう自分はダメなのかな。そんな言葉ばかり思い浮かんでしまうものです。
やるせない毎日が続くから空っぽさ
いっそもう終わりにしてしまった方が楽かな…

サビでは敢えて歌詞を作りませんでした。どうしようもない気持ちを言葉にするよりも、ただ感情を表現したかったから。「Hum〜」という鼻歌に近いような音だけで表現し、高いコーラスを重ねて、切なさを出してみました。そんな時間をたくさん過ごしていると、朝になり太陽が登ってきます。太陽の光ってほんと温かい。自然の優しさに触れて、ふと気がつくんです。生かされているんだと。
こうして力抜いたら色々分かるんだな
僕は僕のこと 愛しているんだな
自分で自分を幸せにしていいんだ!そんな気づきが生まれる歌です。
よかったらご視聴してみてください。
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